太陽の日差しも強く、カラッとした天気が続く夏場は、洗濯物を干すのに最適な時期と言えるでしょう。
しかし、洗濯物を干す際・取り込む際に注意したいのが「蚊」の存在です。
ほんのわずかな時間を狙って私たちの血を吸いにやってくる蚊は、刺されてしまうと痒くなるだけではなく、デング熱やジカ熱などの感染症を引き起こすことでも有名ですよね。
そこで今回は、洗濯物を干したりするわずかな時間など「お家の庭で蚊に刺されないための対策・予防法」についてご紹介します。
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蚊の発生源を取り除く
蚊は水のある所で発生し、繁殖します。
もちろん川や沼、ドブなどがあればそこが発生源となる可能性が高いですが、なにもこのような水場に限ったことではありません。
庭に置いてあるバケツ、植木鉢、水たまりなど…。身近な水場でも蚊の発生源となってしまう可能性が十分にあるんです。特に「捨てる予定で放置しているタイヤ」などは要注意ですね。
植木鉢やプランターなどに受け皿を設置している場合は、水のやりすぎに注意し、水たまりはホウキで掃くなどして徹底的に水場を無くすことが有効策と言えるでしょう。
蚊を寄せ付けない環境を作る
前項では、蚊は水場で繁殖すると書きました。人間もそうですが、全ての生き物は生きていく上で水が必要不可欠です。
もちろん、水場を取り除くことは非常に有効ですが、それだけでは万全とは言えません。蚊にとっての飲み水となるのが、草木についた水・露です。
そのため、庭が雑草などが生い茂っている状況では、いくら気温が高いとは言っても水分が蒸発しにくい環境が生まれ、蚊にとっては最高に居心地の良い環境となる恐れがあります。
まして暑さ対策として庭に水を撒いたりしている場合は、尚更そうですね。
無駄に生い茂っている雑草などが生えているお庭は、整備・手入れすることが庭に蚊を寄せ付けない対策へと繋がるでしょう。
また、ガーデニングなどが趣味だという方は、蚊を寄せ付けなくようにするハーブなどを植えるのも有効です。
状況に応じて蚊対策グッズを使用する
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作業中に蚊取り線香を携行する
庭で洗濯物を干す際や土いじりをする際に「蚊取り線香を携行する」という方法も効果的です。
火を使うため心配だという方がいるかもしれませんが、持ち運びに適したケースなどもありますし、それを使えば風などで火が消えてしまうなんてこともありません。
蚊取り線香は昔から日本人に愛されている夏の風物詩ですので、その安全性の高さも折り紙付きです。ちょっとでもお庭に長居する用事がある際は、携行することでより高い安心感が得られるでしょう。
参考蚊取り線香は赤ちゃんや犬・猫・鳥などのペットがいても大丈夫!?ピレスロイドの安全性に迫ってみた
スプレーで忌避効果を得る
洗濯物の近くでは使用しにくいかもしれませんが、庭で長時間の作業をする場合などで使い勝手の良いスプレーがあります。その名も「ヤブ蚊バリア」です。
主に気になる草木や土に対してスプレーをすることで、蚊を寄せ付けなくなるという優れ物。その効果は抜群に高く、動き回るという場合でなければすごく重宝しますよ。
私は仕事上、各家庭の庭先で作業することが多いのですが、キンチョールからこちらに乗り換えました。とにかく効果が高く、庭先で長時間作業をするという場合は欠かせないアイテムです。
蚊取り線香と比較すると、風の影響を受けにくいというメリットがある反面、殺虫成分などが気になるという人も少なくないでしょう。しかし、使用法をしっかり守って使用すれば安心できる蚊対策グッズですよ。
参考究極の虫嫌いがおすすめする蚊に刺されない環境作りに最適な蚊対策グッズまとめ
まとめ
お庭でできる蚊対策は「蚊の発生源を取り除く」「蚊を寄せ付けないようにする」の2点が最も有効な方法である
必要に応じて市販されている蚊対策グッズを使用するのが望ましい
室内での蚊対策といえば「駆除」が有効策ですが、外では駆除できる個体数にも限りがあるので、寄せ付けないことの方が有効です。
もちろん近場で発生させないことを前提とし、あとは必要に応じてアイテムを使用することで、最大限の蚊除け効果が得られるでしょう。
庭先での蚊対策を徹底することで、蚊がお家の中に侵入するのを防ぐことにも繋がります。蚊にお悩みの方はぜひ対策してみてください。