虫コナーズでも蚊は寄ってくる!?意外と知られていない虫コナーズの正しい使い方

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KINCHOから販売されている「虫コナーズ」っていう商品あるじゃないですか?

ネーミングセンスが直球すぎて「虫が来ないなら試してみようかな?」と思うユーザーも多いはず。

そしてこの虫コナーズ、吊るすタイプから置くタイプまで実に様々な種類が販売されています。

私自身、実際に使用している商品もあるのですが、もしあなたが「蚊に刺されるのが嫌だから、虫コナーズを使おうとしている」という状況なら、ちょっと待ってください。

このページでは、意外と知られていない「虫コナーズの正しい使い方」について分かりやすく説明していきたいと思います。

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虫コナーズとは?

虫コナーズとは、KINCHOから販売されている虫よけグッズの代表格です。

非常に分かりやすいネーミングがユーザーにうけて、今ではドラッグストアなどで見ないことはないくらいのネームバリューを持ったと言っても過言ではありません。

吊るすタイプ、置くタイプ、スプレータイプなど実に様々なラインナップが用意されており、吊るすタイプの中でもベランダ用・玄関用と設置場所が分かれていたり、置くタイプでもリキッドタイプ・ビーズタイプなどがあって、とにかくバラエティに富んだラインナップと言っていいでしょう。

 

虫コナーズって効果があるの?

ちなみにGoogleで「虫コナーズ 効果」と入れて検索すると、面白いくらい「虫コナーズって、消費者庁から警告受けたらしいよ?」という記事がわんさか出てきました。

私自身、これで虫コナーズの効果に注目するようになったのでアレなんですけど、知らない人がいるかもしれないので、もう一度、虫コナーズと消費者庁を巡る一連の流れについておさらいしていこうと思います。

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消費者庁「表示に根拠がない」

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/150220premiums_1.pdf

2015年の頭に、消費者庁は「表示に根拠がない」として、玄関やベランダで使う空間用虫よけ剤を販売する大手4社に、景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出しました。

この詳細としては「風通しの良い場所では虫よけ効果が十分になく、表示に根拠がなかった」という理由から、ユーザーの優良誤認を招く恐れがあるとして措置命令が下ったと言うものです。

これを聞くと、効果がないというよりは「風通しの良い場所では効果が不十分」と捉えるべきでしょう。

とは言え、ベランダや窓際に設置することで虫が部屋の中に入ってくるのを防ぐためのグッズと考えたら、風通しの悪い場所だけで使えても正直微妙ですよね。

 

虫コナーズの対応は、説明文の変更

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/150220premiums_1.pdf

一方それを受けての虫コナーズ側の対応が非常に面白くて、特に根拠があるということを示したわけでもなければ、根拠を伴うような商品にして出直すというわけでもないんです。

大日本除虫菊宣伝部は、具体的な修正について「『屋内へのイヤな虫の侵入を防ぎます』と断定的に書いていました。これを『屋内へのイヤな虫の侵入を防ぐために』と表現を変えました」とのこと。

「屋内へのイヤな虫の侵入を防ぐために(置いていたらもしかしたら良いことがあるかもしれない)」という文言が続くかもしれないし、誰も効果があるとは言ってないですからね。

確かに嘘は言ってないんだろうけど、消費者側としてはこういう対応に対して首を傾げざるを得ません。

 

適用害虫をチェックしよう

虫よけグッズのほとんどは「この商品が何の虫に効果があるのか」を明記しています。

例えば、上記画像は虫コナーズのベランダ用に記載されている内容になりますが、適用害虫には「ユスリカ・チョウバエ」と書かれていますね。

これを見てもあまり虫事情に詳しくない人からすれば「蚊とハエに効くのか」と思ってしまうかもしれませんが、それだとちょっと上手くないです。

というのも、ユスリカは蚊の一種ですが人を刺さない蚊ですし、チョウバエはコバエの一種ですが食べ物に群がるようなコバエではありません。

参考ユスリカとは?蚊の中にも刺さないやつがいるが刺さないからと言って気を抜くな!

参考風呂場のコバエにお悩みのあなたへ!浴室に発生するコバエの原因と対策

 

蚊に効くなら適用害虫が「蚊」となっている

参考最強の蚊対策グッズ「蚊がいなくなるスプレー」の絶対的な効果や人体への影響を紐解いていく

例えばこちらの画像は「蚊がいなくなるスプレー」の裏面に記載されているものですが、効能の所を見ると「蚊成虫及びハエ成虫の駆除」と書いています。

これは実際にメチャクチャ効果のある殺虫スプレーなのですが、もう「ユスリカ」とか「チョウバエ」とかそういう面倒な表現をしていません。「蚊とハエの成虫に効きます」としっかり表記しています。

ちなみに有効成分に注目してみると、どちらもピレスロイド系の殺虫成分である「トランスフルトリン」が使われているんです。

実際に薬剤が付着するタイプのスプレーと、設置しておくだけで効果が得られるタイプとでは、そもそもの効果の大きさが変わってくるのは、少し考えればすぐに分かることだと思います。

蚊がいなくなるスプレーの中でメトフルトリンを使用しているものについては、適用害虫が蚊のみとなっていますがコバエにも効きます。

一概に適用害虫にしか効かないというわけでもないでしょうが、基本的にここに名前が無い虫への効果を期待すると、痛い目にあるかもしれないので注意しましょう。

 

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注意書きには重要なことがしっかり書いてある

前項で比較した虫コナーズの吊るすタイプと、蚊がいなくなるスプレーの両方で使用されているピレスロイド系の殺虫成分というのは、ヒトには限りなく害が少なく、虫の神経系に異常を引き起こす成分として有名なものです。

メリットはヒト・犬・猫などに極めて害が少ないこと。で、デメリットは虫だけでなく観賞魚や爬虫類などにも影響を与えてしまうということです。

ちなみに殺虫効果の非常に高い「蚊がいなくなるスプレー」は、注意書きに「観賞魚などの水槽がある部屋では使用しないでください」と書かれているのに対し、虫コナーズにはそのような表記が一切ありません。

「本品が入らないようにしてください」と書かれているだけなので、これから考えても設置するだけで漂う殺虫成分は本当に微量であることが想像できるのではないでしょうか。

 

虫コナーズの正しい使い方

虫コナーズは、屋内へのイヤな虫の侵入を防ぐことができるアイテムではなく、屋内へのイヤな虫の侵入を防ぐために設置する(ことで良い効果が得られるかもしれない)アイテムです。

そして、その適用害虫はユスリカとチョウバエであるものが多いです(スプレータイプの虫コナーズは蛾やカメムシなどにも効果がありましたが)。

いずれにしても絶対に効果があると言えるようなものではありません。しかし、無いよりはあった方がいいと思うんですよね。

チョウバエはともかく、ユスリカは死骸が風化したものを吸い込んでしまうことでアレルギーになったりもするので、刺さないとは言っても簡単には見過ごせない虫だと思います。

電気も火も使わず、ただ設置するだけで効果が得られるのであれば玄関先に吊るしておくのもいいのではないでしょうか。私は「無いよりあった方がいいでしょ?」という意味合いで設置していますが、過度な期待をしなければ意外と悪くないですよ。

 

まとめ

虫コナーズはユスリカとチョウバエにしか効果を発揮しない商品もあるので注意

適用害虫は絶対にチェックしよう

この手の虫よけアイテムでは、効く虫と効かない虫がいるので注意が必要です。

ゴキブリホイホイとかハチジェットとか言われると、それに特化した商品のようにも感じますけど、虫コナーズって言われたらあたかも「すべてのイヤな虫に効果があるのでは?」って直感的に思ってしまう部分もありますからね。

虫対策のグッズを購入する時は必ず適用害虫をチェックし、自身が望むアイテムを手に入れるように心掛けてください。

 

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