ベランダにコバエが発生する原因と対策【意外と侮れないベランダ】

コバエの発生源と聞くと、多くの人はキッチン・台所の三角コーナーや生ごみ周辺を想像するのではないでしょうか。

しかし、それは繁殖場所であることが多いというだけで、大量発生に繋がる場所ではあるものの、厳密に言えば「どこからか侵入してきた個体が繁殖した」ということになります。

そして「じゃあどこから侵入してくるの?」という話になった時、意外と侮れないのが「ベランダ」なんです。

そこで今回は、ベランダにコバエが発生する原因と対策について紹介します。

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目次

ベランダにコバエが発生する原因とは?

手入れされていない排水口で大量発生

お家の中は綺麗にするという人でも、意外と手入れが行き届かないのがベランダの排水口です。

ここはお家の中ほど手入れが行き届くことはありませんし、常に雨水などが流れる場所なので雑菌も繁殖しやすい傾向にあります。

なかなか太陽の光も当たらない空間ですし、よほど天気の良い日が続きでもしない限り、多少の湿気がキープされてしまう可能性も高く、コバエにとって居心地の良い場所となりがちです。

 

観葉植物などは要注意

ベランダで観葉植物を世話しているという人は、使用している土や肥料、水のやり過ぎなどにも注意が必要です。

特に観葉植物周辺に群がるコバエは「キノコバエ」と呼ばれる種類が有名で、見た目的にも結構えげつない雰囲気を漂わせているコバエなので、虫嫌いだという人は特に注意しましょう。

また、あまりにも手入れの行き届いていないベランダであれば、築年数によってはコケなどが生えている可能性もあります。

コケが育つには多湿な場所でないといけないため「コケが育っている=コバエにとっても住みやすい環境」と言っても過言ではありません。

 

雨宿りをしにコバエが集まってくる可能性がある

これまでの原因のほとんどは「使用者の手入れ不備、怠慢」が原因でしたが、中にはどうしようもない原因もあります。それは「雨」です。

水で濡れていて湿気が高い場所を好むクセに、雨には弱いのがコバエなんですよ。

家の周りにいるコバエたちの中には、排水溝などに生息している個体もいます。それらは雨が降ってしまうと「溺れて死んでしまうのでは?」という危険が出てくるので避難することに。

避難する場所は軒下などが多いと言われていますが、そんな時にベランダがあったらコバエたちにとっては最高の避難場所と言えるでしょう。

そしてそこにコバエが好むような不衛生な環境があったら…もしかすると住み着いてしまうかもしれませんね。

参考雨の日や雨上がりは要注意!梅雨時期にコバエが大量発生する理由

 

ベランダにいるコバエを家に入れない為の対策

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排水口やベランダ全体を定期的に掃除して清潔にする

余計なものを置かずに、スッキリとした環境を整える

忌避効果のあるアイテムを置く

 

排水口は要チェック

排水口の掃除では、そのお家のベランダ構造にも左右されますが、多くの場合で浴室やキッチンの排水口掃除と同じようにして行って問題ないでしょう。

排水管の材質などには十分注意して掃除してください。もし「材質が不明で、洗浄剤を使えない」という場合は、50℃程度のお湯で流してもOKです。

しかし、お湯だとかかる場所とかからない場所が出てくる可能性があるので、そういう場合はムース状の殺虫剤を使用するのも効果的ですね。

 

ベランダにコバエを寄せ付けない

それからベランダにあれこれ物を置いてしまうと、どうしても風が通らない場所や太陽の光が当たらない部分が出てきます。そうなるとぬめりが発生する原因となり、それがコバエのエサになる可能性が出てきてしまうというわけです。

特に「生ごみなどを入れるゴミ箱をベランダに出している」というような人は、必ずビニール袋を縛るなどの対策を行い、できればゴミ箱自体も完全に密閉できるものを選んだ方がいいでしょう。

あとはコバエが嫌うアイテムをベランダに置いておくのも有効ですね。人間にとって害がないものであればハーブなども有効ですし、ホームセンターなどで購入できる忌避グッズでもOKです。

参考コバエの好きなニオイと苦手なニオイを知ってコバエ対策に役立てよう!

 

まとめ

ベランダはキッチンに次いで注意すべきスポット

家の中でコバエが繁殖する時の第一段階は、大元になる個体の侵入から始まります。

それが換気扇なのか窓なのか。はたまたエアコンの室外機なのかはケースバイケースですが、とにかく「侵入経路の近くには近寄らせない」というのが鉄則です。

ベランダでコバエが発生すると、どうしても人の出入りと一緒に部屋に侵入してきたり、エアコンの室外機等を通して侵入してくることが考えられるので、細心の注意を払いましょう。

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