台所のコバエにお悩みのあなたへ!台所に発生するコバエの原因と対策

一口にコバエと言っても、その種類は星の数ほどいるわけですが、中でも厄介というか見過ごせないのが「台所やキッチンで発生するコバエ」ではないでしょうか。

ご飯を作る場所に発生されると、食器類に止まって嫌な菌が付いてしまいそうですし、何より食べ物の中に紛れ込んでしまう可能性だってあるわけです。

食品を扱っている台所だからこそ、むやみやたらに殺虫剤を振りまくわけにもいかず、途方に暮れている…。そんな人に朗報です。

本記事では、台所にコバエが発生して悩んでいる方へ向けて「これさえ徹底すれば大丈夫!」というような、台所に発生するコバエの原因と対策をご紹介します。

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目次

台所に発生する可能性のあるコバエとは?

コバエというのはそれっぽい虫の総称を表す言葉なので、コバエという虫がいるわけでもなければ、一口にコバエと言っても様々な種類がいます。

「犬は可愛い」と言っても、可愛くない犬もいるでしょ?そんな感じです(微妙に違うような気もするけど)。

なので、台所に主に生息すると言われているコバエを特定するところから始めたいと思います。主に台所に発生すると言われているコバエは以下の3種類です。

  • ショウジョウバエ
  • ノミバエ
  • チョウバエ

この3種類は見た目も違えば、弱点も違います。

よく「コバエにはこれ!」みたいなキャッチコピーで売られているコバエ対策グッズを購入しても「みんなは効くって言ってるのに、ウチでは全くと言っていいほど効果がない…」というようなことが起こってしまうのは、これが原因であることが多いです。

なので、以下では「コバエの種類が何であろうが、コレさえ対策しておけば問題なし!」って方法を書いていきます。

もし「それはちょっと手間だから、我が家で発生しているコバエだけに効く方法だけ教えてよ」って人は、以下の関連記事をご覧ください。

参考コバエの種類を見分け、正しい対策を取ることが必要な件について

 

台所にコバエが発生することのリスク

コバエの多くは、人間を刺して吸血行為を行うわけでもなければ、病原菌を媒体する恐れは少ないと言われています。

ただし、そんなこと言われても「色んな場所に止まったりする気持ち悪い存在」であることには変わりないですし、中には「私たちの食べ物に卵を産み付けるコバエ」も存在します。

これに気付かずに、卵を産み付けられた食材を食べてしまうと、下痢や腹痛を起こす原因になると言われています。そして何より、気持ちが悪い!

というわけで台所のコバエは、立派な害虫とも呼べるべき存在なのです。

 

台所のコバエの発生原因について

まずは発生原因を潰すことが重要

台所のコバエを退治する前に、まずはやっておきたいことがあります。それは「コバエの発生原因を潰しておくこと」です。

コバエの厄介な部分は、その繁殖能力の高さにあります。なんと10日もあれば成虫になり、2週間もあれば次の世代を残すという、えげつないレベルの繁殖スピードを持っています。

そのため、現在発生している個体を一気に退治することができれば問題ありませんが、発生源を潰しておかなければ「既に発生した個体を退治している間に、知らない所でどんどん増えている」なんてもことにもなりかねません。

しかし発生源さえちゃんと潰しておけば、万が一生き残りが出てきた場合でも、その後の繁殖が困難になるでしょう。

まずは発生源を断ち、そのうえで既に発生してしまったコバエを殲滅するという流れが、最も手っ取り早くて安心できる方法です。

 

生ごみを徹底管理する

元々、台所にいるはずのないコバエが発生してしまう原因は「スーパーなどで購入してきた食材に卵が付いていて、それが孵化したケース」か、あるいは「外から侵入してきた個体が、生ごみなどに誘われて住み着いたケース」のどちらかであることが多いです。

いずれにしても、真っ先に対処すべきは生ごみと言えるでしょう。本来であれば「生ごみ処理機で乾燥させてから捨てる」という方法が最も効果的ですが、さすがに生ごみ処理機は高くて手が出ない…。

ということで、調理のタイミングごとに出た生ごみは、その都度ビニールで縛って捨てる!これが最も有効です。三角コーナーも出来れば使わない方がいいでしょう。使ったとしても、発生した生ごみはすぐに捨て、三角コーナーの中は常に空っぽにしておくことが重要です。

あとは縛ったビニール袋に穴が開いたり、縛ったものが緩んだりしてコバエの出入りができるようになっても困るので、それを入れるゴミ箱も密閉できるものをオススメします。

 

常温素材の野菜、果物を徹底管理する

食材はすべて冷蔵庫に入れているわけではないと思います。

例えば、じゃがいもや玉ねぎなんかは常温で管理しているというお家が多いでしょう。これらの食材が傷んでしまうと、真っ先にコバエたちに狙われてしまいます。

コバエが多く見られる季節というのは、ただでさえ食材が傷みやすい時期です。なにも「冷蔵庫で管理しろ」とまでは言いませんが、毎日1つずつ傷んでないかをチェックするくらいのことはした方がいいと思います。

特に「バナナ」に関しては、潰したものを木に塗っておくだけで、ありとあらゆる虫が集まってくることでも知られる超芳醇な香りを持った果物です。絶対に注意してください。

 

排水口の衛生環境を徹底管理する

コバエの中には、排水口などの「ぬめり」を好む種類もいます。

基本的には台所よりも洗面所や風呂場に発生することが多いように思いますし、全ての配管には臭気トラップが設けられているので、他の排水管から台所の排水管に移動するということも考えにくいのですが、台所の排水口も対策しておくに越したことはありません。

やることは単純で、市販されている薬剤を使って配管洗浄するだけです。ハイターとかパイプユニッシュとか、そういうやつで問題ないでしょう。

この手の配管洗浄は適度に行うことでぬめり防止に繋がり、コバエなどの発生を食い止める以外にも配管の詰まり防止になるので、コバエがいようといなかろうと適度に行うことをオススメします。

なお、コバエの卵に関しては温度変化に非常に弱く、熱湯をかけるだけでも駆除することができますし、排水口に氷を詰めておくのも有効です。

あとは「配管に巣食うコバエを徹底的に排除することに特化したスプレー」も存在するので、間違いなくコバエが排水口から発生していると断言できるような状況であれば、このようなアイテムが最強のコバエ対策となるでしょう。

 

台所のコバエを退治する方法

それでは、いよいよコバエを退治していきましょう。1番オススメなのは電撃殺虫器による駆除です。

理由としては「ニオイで誘うのは非効率」「台所では殺虫剤の類は使用しにくい」という理由からで、それ以外の方法を見渡した時に、この方法が最も費用対効果が高いように感じました。

上の方で「台所に発生するコバエには、大きく分けて3種類が考えられる」と書きましたが、ニオイに誘われる種類のコバエばかりではありませんし、中にはピレスロイド系の殺虫剤に割と強い個体も存在します。

電撃殺虫器はコバエに限らず「虫は光に群がる」という習性を利用したもので、近付いてきた個体を絶命させるという仕組みです。

パチッという音を不快に感じる人はいるかもしれませんが、電気代もそんなにかかりませんし、効果の高さは抜群と言っていいでしょう。

そこまで高価でもなく、コバエに限らず蚊などにも効果が見込めるので、ぜひ一家に一台置いておきたい虫対策グッズです。

 

まとめ

  • コバエはまず発生源への対策から
  • 台所では電撃殺虫器の使用がオススメ

台所に発生する虫は、実害がないとは言え、その存在自体が害だと捉える人も多いのではないでしょうか。

特にコバエに関しては、中には私たちの食べ物に卵を産み付けるタイプも存在するので、放っておくなんて悠長なことは言ってられません。

私たちの健康や安全のためにも、ぜひ本記事のコバエ対策を使って、快適な台所を取り戻してください。

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