蜂に刺されたら尿(おしっこ)をかけるのが効果的というデマの真相とは?

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私は30代ですが「蜂に刺されたら、そこに尿(おしっこ)をかけるとアンモニアが蜂毒を分解する」というデマを聞いたことがあります。

人によっては「親にそうだと教えられ、真剣にそれを信じていた」という人もいるらしいのですが、私はそのような噂を一切聞いたことがなく、出会いそのものが「蜂に刺されて尿をかけても意味が無いよ」という感じでした。

それを知った直後は「誰もやんねーよ」って思ってたけど、世の中には意外とそれを信じていた人が多かったって言う…。

そこで今回は、蜂に刺されたら尿(おしっこ)をかけるのが効果的というデマの真相について調べていきたいと思います。

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蜂に刺されたら尿(おしっこ)をかけると解毒される!?

幼少の頃に植え付けられた親の教えっていうのは絶大な効果を発揮するので、親にこうやって教えられたという人はそれを信じてしまうのも分かる気がします。

しかし、それを聞いたことがない人からしたら「は?何言ってんの?」って半ニヤケになってしまう事案です。

最近はこのようなことを言う人は減ってきたように思いますが、昭和の半ばくらいだと科学的な根拠よりも根性論が持つ力の方が大きかったですからね。

「水を飲むとバテる」「その程度の怪我は唾つけときゃ治る」なんて普通に言われてた時代ですから。「蜂の毒はおしっこをかければ解毒される」なんてデマがあっても、別に不思議じゃないような…いや、不思議だろ。

 

火のない所に煙は立たない

あまりにもデマすぎると、噂は広まらないように思います。

噂とはまた違うけど「1日30分の簡単な作業で、月収200万円を得る方法」よりも「1日1時間の作業で月に30万円稼ぐ方法」の方がシェアされそうじゃないですか?

やはりデマはデマとして、それを信じるに値する最低限の根拠がなければ、怪しさだけが際立って噂は広まらないように思います。

多くの人にデマを広めるためには、そこそこの信憑性があるデマを作るか、あるいは「こういう事実があったらいいな」という深層心理をくすぐるかのどちらかと言えるでしょう。

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「蜂毒におしっこ」が広まって得をする人とは?

世の中で信じられていることの多くは、受け入れる人にとって「これが本当だったらいいな」という思いが強いような気がします。

例えば「グルコサミンが膝に効く」とか。患部に塗る薬が効くならわかるけど、経口摂取でなぜ膝にピンポイントで作用するのかとか気になりませんか?

あとは「コラーゲンが美肌効果にいい」とか「難消化性デキストリンを食事と一緒に摂れば太らない」とか…。「酵素ドリンクがダイエットに効果的」なんてのもそうですね。

これらが全てデマだとは言いませんが、これらはみんな「それを売っている人間が得をする」「それを信じたい人間がいる」という関係性にあると思いませんか?

だから「蜂に刺されたらおしっこをかければ解毒効果が得られる」というデマにも、得する理由があればそのようなデマが広がる理由もわかるんですよね。

というわけで、私の足りない頭で一生懸命考えたのですが「おしっこをかけたい人・おしっこをかけられたい人」という、特殊な性癖の人が全力で噂を流したとしか思えなかったです。

 

蜂の毒はアンモニアで中和できる!?

なぜ「おしっこをかけると蜂毒が解毒される」というデマが広がったのか、真剣に考えていくことにします。

軽くググってみると「痛みの原因であるギ酸がアンモニア水と化学反応を起こして、痛みを出さない別の成分に変化する」とか「アンモニア水は毒性のタンパク質を変質させる」とか…難しい内容の根拠が複数あるようでした。

そしてそのいずれもが「尿(おしっこ)はアンモニア水ではない」という着地点で、絶対にやめましょうと締めくくっているものでした。確かに、出したばかりのおしっこってアンモニア臭くはないですもんね。

 

まとめ

尿(おしっこ)が蜂毒に効くというのは完全にデマ

世の中のデマなんて何でもそうですけど、化学式とか出されるとそれっぽく見えてしまったり、プロセスには複数の説があっても着地点が一緒だと信憑性は増すように思えました。

専門の学者さんならそれがデマだと普通に気が付いていたとは思いますが、いつだってそれを正しいと思っている人の声は小さく、共有されやすい理由や根拠があるからこそデマは広がるのでしょう。

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