コバエは私たちにとって不快な生ごみや腐敗臭に群がる生き物です。
それと同時に、私たちにとって好ましくて快適な香りが、コバエにとっては不快な香りであることも少なくありません。
その代表格として「ハーブの香り」が挙げられます。ハーブは一から栽培しなくても、アロマなどを使用することで、その効果を簡単に手に入れられるようになりました。
というわけで今回は、コバエ対策として有効なアロマオイルの種類とその効果について徹底解説していきたいと思います。
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ゼラニウム
- 情緒不安定な時に効果的
- 忌避効果を持つ植物として有名
香りの種類としては非常にフローラルな香りで、ローズの香りにも似ていることから「ローズゼラニウム」などと呼ばれることも。
虫が嫌うシトロネロールが主成分となっており、総じて虫よけに有効的です。
一部「ローズ系の香りはコバエをおびき寄せる要因になる」という情報があるようですが、ゼラニウムは蚊などの忌避効果が高いことで知られているので、個人的には「蚊が逃げていくのにコバエが寄ってくるなんてことがあるんだろうか?」と思っています。
ペパーミント
- 眠気覚まし
- 二日酔いの軽減効果
虫よけ効果はもちろん、シャキッとできるという意味で非常に人気の高い香りです。
その人気の高さから、夏になるとありとあらゆる場面で、ペパーミントの香りに接する機会が増える人が多いのではないでしょうか。
ハーブ系の強い香りで、アロマオイルの中でも非常に香りが部類です。
ユーカリ
- リフレッシュ効果
- 呼吸器に働きかけ、呼吸を楽にしてくれる
ユーカリの効果と言えば、リフレッシュ効果です。長時間の作業や仕事などの合間に使用することで、より高い効果が見込めます。
そして、ミントのようなスースーする感じとはまた違うのですが、抗炎症作用などにも期待できるほか、鼻づまりなどにも期待できるのが特徴です。
ちなみにユーカリと一口に言っても「ユーカリ・グロブルス」「ユーカリ・シトリオドラ」「ユーカリ・ラディアータ」の3種類があり、どれもコバエに対して一定の効果が見込めるでしょう。
ラベンダー
- リラックス効果
- 安眠効果
- 鎮痛作用
アロマと言えばラベンダーとも言えるくらい、多くの人から愛されている香りです。お風呂の入浴剤などにも多く使用されていますね。
高いリラックス効果に期待できるので、それによって夜にぐっすり眠れるようになったり、ストレス対策としても効果的です。また、頭痛や胃痛、生理痛などの緩和にも効果が期待できるとのこと。
香りはフローラル系で、強すぎず弱すぎずの強さです。
レモングラス
- 抗菌作用、殺菌作用
- 虫よけ効果
「ハーブと言えば?」という質問をされると、結構上位に食い込んでくるのがレモングラスです。シトラールという成分に、虫の忌避効果が期待できます。
名前の通り、スッキリとした柑橘系の香りなので、特に苦手な人も少ないのではないかと思いますね。
消化を促進させる効果があり、日本ではお茶などで親しまれていることも多いハーブです。
ローズマリー
- リフレッシュ効果
- 肉体疲労の回復効果
あまり植物に詳しくない人からすると「バラ(ローズ)の仲間でしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、似てるのは名前だけです。
ローズマリーはシソ科の植物なので、いかにも虫に効きそうな感じがしませんか?そして別名、若返りのハーブとも呼ばれています。
頭のモヤモヤをリセットする効果、肉体疲労を軽減させる効果など、メリットは多岐に渡ります。ちょっとクセのある香りですが、それが大丈夫なら文句無しにオススメです。
まとめ
- アロマオイルで虫よけ+嬉しい効果を堪能しよう
単なる忌避効果だけでなく、その他にも嬉しい効果が見込めるのがアロマオイルです。
香りは、人によって好き嫌いがあると思いますが、もし自分に合った香りでコバエ対策が出来たら最高だと思いませんか?しかもその香りの効果で、リフレッシュ出来たり、集中力が高まったりってことも珍しくありません。
興味のある人は、ぜひ自分好みの香りを探してみてください。