虫対策の知識

虫よけスプレーの正しい選び方について究極の虫嫌いが分かりやすく説明する

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私は仕事で人のお家の庭にお邪魔したりすることが多く、夏場は蚊対策が必須です。

虫よけスプレーは毎日欠かさず持ち歩いていますし、これまでにも実に色んな虫よけスプレーを使用してきました。

 

色々使っていると、本当に効果のある虫よけスプレーや、効果の無い虫よけスプレーが何なのかも分かってきますし、状況に応じてどのような虫よけスプレーが効果的なのかも分かってきます。

そこで今回は、夏場は毎日蚊対策を行っている私が、虫よけスプレーの正しい選び方について簡単に説明したいと思います。

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ディートorイカリジン

一般的に身体に直接付けるタイプの虫よけスプレーには、忌避効果というものが期待でき、いわゆる「虫が嫌がって近寄ってこない」という効果が得られるのですが、この成分には大きく分けて2種類の成分が存在します。

最強王者「ディート」と、王者を倒しに現れた新鋭「イカリジン」です。

もちろん自然由来のハーブなどの香りによる忌避効果もあるのですが、現在、虫よけスプレーで効果の高いものを探すとなると大多数がこの2つのどちらかになるでしょう。

以下では、ディートとイカリジンの違いについて簡単に説明したいと思います。

 

ディートとは?

第二次世界大戦中のジャングルでの経験によって、アメリカ陸軍で生み出された最強の忌避成分です。虫よけ効果が非常に高く、効果も長持ちすると言われています。

しかし、最強であるがゆえに但し書きも非常に多く、最も気になるポイントとしては「子供に対する使用制限が設けられている」という点ですね。

6ヶ月未満の乳児には使用不可、2歳までは1日1回、12歳未満でも1日3回までの使用に留めるような注意書きが多く、いくら安全に作られているとは言え不安感が煽られるような一面があります。

そして衣服の種類によっては服の上からの使用が難しく、プラスチックや化学繊維、皮革を腐食させる恐れがあるのも大きな特徴です。

 

イカリジンとは?

開発がされたのは1980年頃の話ですが、日本における虫よけスプレーで使用されるようになったのはここ数年の話で、ディートに変わる新成分として注目を浴びているのがイカリジンです。

大きな利点は「子供に対する使用制限がなくなったこと」で、衣類にも優しいため服の上からも使用することができ、さらにはディートと同等の効果が得られると言われています。

日本国内では「ディートは30%まで、イカリジンは15%まで」と決められているのですが、そこから考えるとイカリジンの効果はディートに劣っていないような感じがしますね。

ちなみにディートではなくイカリジンを使用している製品の場合は「イカリジン配合」と書かれていたり「ディートフリー」と書かれていたりします。

 

ディートとイカリジンどっちがいいの?

一般的には「イカリジンの方が安全で、服を傷める心配もないし、ディートと同じくらいの効果があるよ」と言われているので、多くの人はイカリジンを選択するのではないでしょうか。

ちなみに、イカリジンは蚊・ブヨ・アブ・マダニの4種類がターゲットとなっているのに対し、ディートではノミ・イエダニ・サシバエ・トコジラミ・ツツガムシなども幅広くカバーしているので、そこを選ぶ理由にしてもいいかもしれませんね。

「蚊に効けばいいや!」という人や、小さいお子さんが使用する場合などはイカリジンをおすすめします。

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エアゾールorミストorジェル

前項では忌避成分に関する説明をしましたが、以下では製品タイプについて大きく分けて「エアゾールタイプ」「ミストタイプ」「ジェルタイプ」を比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介したいと思います。

 

エアゾールタイプのメリット・デメリット

手を汚さずに、全体にムラなく塗りやすい

玄関などで使用する場合はむせることが多い

昔ながらのスプレーと呼ばれるタイプは、エアゾールタイプであることが多いです(最近になってミスト系の商品もスプレーと呼ばれるようになった気もしますが)。

すごい勢いで噴射されるので、手を汚さずに満遍なく塗れるのが大きなメリットです。効果が薄れてきたと感じた時でも、手を汚す必要がないのでサッと重ね塗りできます。

デメリットとしては使用中に成分でむせてしまったり、室内での使用に躊躇してしまうという部分ですね。

 

ミストタイプのメリット・デメリット

使用したい箇所にピンポイントで使用したり、重点的に重ね塗りなども可能

手が汚れる、満遍なく塗るのは面倒

霧吹きのようなタイプで、しっとりしているのが特徴です。エアゾールタイプと違ってむせたりすることはありませんし、服から出ている部分だけをピンポイントで塗ることもできます。

首元などは何度も重ねて塗ることで重点的にガードすることもできますし、使用したい最適量を使用できるので無駄が少ないタイプと言えるでしょう。

 

ただし半袖半ズボンなどの状況で、これを露出している部分全てに塗ろうとすると結構な労力ですし、もし塗り残しがあればそこを刺されてしまうため注意が必要です。

汗で流れ落ちてしまった場合の重ね塗りも、手が汚れてしまうことを考えると出先では使用しにくいかも。

 

ジェルタイプ

使用したい箇所にピンポイントで使用したり、重点的に重ね塗りなども可能

手が汚れる、満遍なく塗るのは面倒、服の上からは使用できない

こちらもエアゾール系とは違い、無駄に成分が宙を舞ったりしないので、無駄なく使用することができます。

しっかりと伸ばすことで露出部分をしっかりカバーでき、スプレータイプなどと比較すると腕の裏や足首周りなどの塗り残しやすい場所も難なくカバーできるでしょう。

 

メリット・デメリットともにミストタイプと非常に近いのですが、ミストタイプのように携帯するのはやや敷居が高いのと、服の上からの使用ができないという部分で、ミストタイプに劣ります。

ただし、どちらも手が汚れてしまうのは一緒なので、コチラの方がピンポイントで塗りやすいという利点は大きいですね。大容量の商品が多いというのも嬉しいポイントです。

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1つにこだわらず、場面によって使い分けるのがベスト

個人的には、長時間外で活動をするという場合は塗り直しを意識するので、塗り直す場合に手を汚したくないという考えがあるので、外ではエアゾールタイプを選んだりしています。

ただ、暑くなることが予想される車内などに置くと危険だという注意書きがあったりもするので、近くに手を洗う場所が確保できるならミストタイプもいいですね。

あとは塗り残しがあるとそこを狙われてしまうので、塗り残しがなくなるジェルタイプも偉大だと思います。ちょっとの外出なら、ジェルタイプを外出前にしっかり塗って、効果が残ってくるうちに帰ってくるのがベストかも。

 

まとめ

ノミ・イエダニなどへの効果も欲しいならディート

小さい子供が使用するならイカリジン

手を汚したくないならエアゾールタイプ

外での使用や肌への馴染みを重視するならミストタイプ

塗り直しを考えないのならジェルタイプ

虫よけスプレーとは言っても、中には多くの種類があるので、どれがベストなのかは人によって違います。

あとはシチュエーションによっても使い勝手が大きく変わってくるので、本記事を参考にご自身に合うものを探していただけたら幸いです。

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